筋肉注射実習

4年生を対象とした筋肉注射実習の内容が、熊本日日新聞（5月2日付）に掲載されました。

この実習は、新型コロナウイルスワクチンの打ち手不足が取りざたされた中、薬剤師職能として、将来、打ち手を担えるよう、薬物治療学研究室スタッフ（内田教授、池田准教授、堀尾助教）が始めた取り組みで、人間の上腕部を模したシミュレータに学生が実際に注射を行います。そして、その手技に対し、複数の医師が指導・評価するものです。

ちなみに、使用したシミュレータは、コロナ禍のために卒業式や謝恩会ができなかった第10期卒業生からの寄贈品の一部であります。

論文：「実務実習事前学習における上腕筋肉注射シミュレータを用いた筋肉注射実習の導入とその効果検証」薬学教育（6巻、2022）

学会：「シミュレータを用いたワクチン接種のための筋肉注射実習の導入とその効果」第7回日本薬学教育学会大会